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turbo717's Activity 

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Edinburgh,St,Giles

Edinburgh Castle


旅の絵をもとに随想しています。
本日はScotland-エジンバラ(Edinburgh)です。

エジンバラは、タータンチェックやスコッチウィスキー、バグパイプの本場スコットランドの玄関口です。
1707年に連合王国に併合されるまで、スコットランドは、独立した王国でした。スコットランドには、中世の町並みが残る地域も多くあり、エジンバラも例外ではありません。

中世からの家並みが残るオールドタウンと18世紀中ごろから都市開発が行われたニュータウンは、そっくり世界文化資産に登録されています。

このニュータウンといえども、ジョージ王朝時代の建物が整然と建つ町並みです。それぞれが中庭を擁して広がり、大都市となっています。
 
上の絵は、町を東西に走るプリンスイズ・ストリート(Princes Street)に並行するプリンスイズ・ストリート・ガーデン(Princes Street Gardens)の西端から東の方向を見たエジンバラ城(Edinburgh Castle)とセント・カスバース教会(St.Cuthberts Church)です。

プリンスイズ・ストリート(Princes Street)はいくつものデパートが並ぶショッピング通りです。公園(Princes Street Gardens)が並行しており、エジンバラ城や旧市街を見晴らせます。

公園Princes Street Gardens)は広く、大道芸人なども多く、活気にあふれています。この公園がある場所は、実は東西にのびる深い峡谷になっていて、鉄道が中央を走っています。

鉄道の駅:ウェーヴァリ駅(Waverley Station)がこの絵の左側(東側)にあります。
この駅は南北に伸びるニコルソン通り(Nicolson St)に面していますが、駅の部分はちょうど北橋(North Bridge)となっています。城のほうに登っていく旧市街地の部分にも南橋(South Bridge)が渡されていて、一気に、城からのびるミラクル・ストリートに辿りつきます。

高台がオールドタウンで、迷路のように入り組んだ石畳の坂が縦横に伸びます。



下の絵は、エジンバラ城から伸びるミラクル・ストリートを東に下りきったところにある。ホリールード宮殿(The palace of Holywoodhouse)から見た、ホリールード公園(Holywood Park)です。高さは253mあります。かっては王家の狩猟の場所でした。この丘全体が公園になっています。スロープになっている場所はふみ跡をたどって、頂上まで登ることができます。遠回りになりますが、もちろん舗装されたきれいな散策路も用意されています。



エジンバラ城(Edinburgh Castle)
 6世紀に最初の城砦ができました。7世紀には、”エジンバラ”の名前の由来といわれる”エドウィン王”が居城しました。スコットランドの象徴とでもいうべき巨大な城砦です。ごつごつとしたキャッスル・ロック(玄武岩)の上に立つこの城は歴代のスコットランド王の居城として数奇な運命をたどってきました。現存する最も古い建物は12世紀に建てられたセント・マーガレット礼拝堂S(t.Magaret'sChapel)。そのほかの建物は1313年にすべて破壊されてしまいました。門楼は、城をより美しく見せるために19世紀に建て替えられたものです。
キングス・ロッシングと呼ばれる宮殿は,1566年に将来のイングランド王、ジェイムズ6世が誕生したことで知られる場所です。
宮殿2階はクラウン・ルーム(theCrownRoom)には、現存する即位の宝器では英国最古といわれる王冠、王笏、剣など王位継承のときに必要なスコットランドの至宝と、その上で王位を受け継いだといわれる椅子「運命の石」が陳列されています。
そのほかにも儀式や集会の場として建てられたグレート・ホール(Great Hall)や19世紀初期の18ポンド砲が並ぶハーフ・ム(HalfMoonBatery)など、みどころが多くあります。
午後1時には、1851年から続いているこの城の砲台から撃つ空砲(”ワン・オクロック砲:One O'clock Gun”)が町に響き渡ります。

運命の石(The Stone of Destiny)・・
エジンバラ城で、最も大事に扱われている展示物。スクーンの石(Stone of Scone) とも言われています。これは、エジンバラの北方50kmほどのところにある、パース(13世紀から15世紀中頃までのスコットランドの首都)にある、スクーン宮殿に置かれ、スコットランド王の戴冠式に使われていたことによります。1296年にイングランド王のエドワード1世がこの石を持ち去り、長い間ロンドンのウェストミンスター大聖堂のコロネーション・チェア(戴冠式用の椅子、この大聖堂訪問時には必見の椅子)の下に置かれていました。
1996年、エリザベス女王によりスコットランドに戻されました。この石が最後に使われたのはこのエリザベス2世の戴冠式の時ですが、「この石の役割は将来も続く」と書かれてあったので、チャールズ皇太子即位の時には、この石の上で戴冠式が行われるかも知れません。

ミリタリータトゥー(Military Tattoo)
エジンバラ城の城門前広場に建てられる特設ステージで、毎年8月に3週間にわたて開かれるエジンバラフェスティバル("国際フェスティバル")です。このフェスティバルは、エジンバラを第二のザルツブルグにしようということで、1947年に始められた音楽・舞踊・演劇・芸術展などの催しの祭典です。
第一回国際フェスティバルで、大変な人気を博したことから、毎年続けられています。
城壁に篝火がともり、城門には儀仗兵が整列して祭りが始まります。
伝統的な衣装のキルトに身を包んだスコットランド軍の音楽隊による行進が展開されます。世界中から集まって来た30近い軍楽隊の地方色豊かな演奏と演技を展開します。
夕闇ともに色を変えるエジンバラ城を背景にした見事な演出に、観客は時の過ぎるのを忘れます。
エンディングは1人のバグパイプ吹きが城壁に現れて、もの哀しい曲を奏でる。という演出で約2時間ちょっとのステージです。
当日のチケットは入手困難です。平日はpm9:00から1ステージ。土曜日は7:45及び10:30から2ステージ。1ステージ4000人くらいです。



Edinburgh St.Giles Cathedral

今日はスコットランドのお城を全部紹介しています。

旅の絵をもとに随想しています。
本日はエジンバラ(Edinburgh)のセント・ジャイルズ大聖堂です。




絵はセント・ジャイルズ大聖堂(St.Giles')(The Hight Kirk of Edinburgh)の内部)です。ステンドグラスが美しい教会です。


セント・ジャイルズ大聖堂(St.Giles')は西側のエジンバラ城(Edinburgh Castle)と東側のホリールード宮殿(ThePalaceofHolyroodhouse)を結ぶ、ロイヤルマイル(Royal Mile)に面して建ちます。エジンバラ城(Edinburgh Castle)城門からは500mの距離です。


St.Giles
セント・ジャイルズ大聖堂(St.Giles')(The Hight Kirk of Edinburgh)
1120年に創建されたゴシック様式の教会です。沢山の尖塔をもち、特に中央尖塔が王冠のような形をしているのが特徴です。現存する建物は火事で消失した跡地に1385年再建されたものです。16世紀には、宗教改革の先駆者:ジョン・ノックス(John Knox 1505-72)が司祭を務めました。
もともとスコットランドの教会は独自性が強く、ヨーク、カンタベリーの司教のもとにあるイングランドの教会の管轄ではなく、ローマ教皇直轄の地域となっていました。

ノックスはルター同様、カトリックの司祭として任命を受けています。 
1545年にイングランドから、スコットランドに来た宗教改革者ウィシャートに強く影響され、翌年ウィシャートが処刑された後、宗教改革に深く関わるようになりました。1545年にセント・アンドリューズ(エディンバラの北東50Km)の司教が殺され、セント・アンドリューズはプロテスタントの支配下に置かれました。1547年にノックスは志を同じくする仲間と共にセント・アンドリューズのプロテスタント陣営に加わり、改革派の牧師となりました。ノックスはBook of Discipline(『(ノックス)規律の書』)を著し、主教制度のない教会組織と教会収入によって運営される教育制度、貧民救済制度を提唱しました。
ノックスはエディンバラのハイ・ストリートの西端にあるセント・ジャイルズ大聖堂の牧師に任命され、死ぬまで(1572)その任にありました。

美しいステンドグラス、
荘厳な音色のパイプオルガン、
20世紀に増築された華麗なネオゴシック様式のシスル礼拝堂
などを堪能してください。

ロイヤル・マイル(Royal Mile)
エジンバラ城(Edinburgh Castle)とホリールード宮殿(ThePalaceofHolyroodhouse)を結ぶ、
オールドタウンのメインストリート。
エジンバラをはじめ、多くのスコットランドの地名の語尾となっている”バラ Burgh”はスコットランド語で城壁に囲まれた町や村などの集落という意味です。

エジンバラにも、かってエジンバラ城とホリールード宮殿の2つの城をそれぞれ囲むバラがありました。このバラ(Burgh)を結ぶために敷かれたのが、ロイヤルマイルです。石畳の道の両側には石造りの古い家やみやげもの店が立ち並んでいます。

ホリールード宮殿(The Palace of Holyroodhouse)
ロイヤルマイルの終点に位置する現女王のスコットランド公式居所です。かつての修道院で、メアリー・スチュアート女王の悲劇の舞台となった。
1502年にジェームス4世によって宮殿となりましたが、現在の内装はほぼ17世紀のものです。
北棟の2階全体を占めるグレートギャラリーは、様々な宴が開かれてきた豪華なもので、壁には多くの肖像画が並んでいる。要塞の厳しさが漂うエジンバラ城とは好対象の、華やかな雰囲気があります。


さて、スコットランドにはエジンバラ城も含めて、33箇所もお城があります。これらを一覧にしましたので、参考にしてください。turbo717はいつかこられのお城を訪ねたいと思っています。

ボーダース地域(Borders)(スコットランド東南部)
・ハーミテージ城(Hermitage Castle)(スコットランド女王メアリーと後に夫となるボスウェル伯爵が訪れた所)。
・スモールホルムタワー(Smallholm Tower)(16世紀)

ダンフリース&キャロウェイ地域(Dumfries&Galloway)(スコットランド南部)・・
・ケーラヴァロック城(Caerlaverock Castle)(ひばりの城:スコットランドで最も見事な城の一つ)、
・カードネス城(Card)ness Castle)(15世紀)、
・マクレラン城(MacLellan's Castle)(1577年)、
・スリーヴ城(Threave Castle)(ディー川(Dee riv.)の小島に建つ)

ロジアン地域(Lothian)(スコットランド東部)・・
エディンバラ城(Edinburgh Castle)
・リンリスゴー城(Linlithgow Palace)(スコットランド女王メアリーの生誕地)、
・タンタロン城(Tantallon Castle)(バスロック(Bass Rock)を見下ろす断崖に建つ:14世紀)

ファインフ&セントラル地域(Fife & Central)(スコットランド中部)・・
・ブラックネス城(Blackness Castle)(スコットランドでも最も重要な要塞の一つ)、
・キャンベル城(Castle Campbell)(15世紀の要塞)、
・ドゥン城(Doune Castle)(14世紀)、
セントアンドリュース城(St.Andrews Castle)セントアンドリュース大司教の城。地下牢など。
・スターリング城(Stirling Castle)(スコットランドで最も壮大な城)

サウス・ストラスクライド地域(South Strathclyde)(スコットランド中西部)・・
・ボスウェル城(Bothwell Castle Uddingston)(13世紀。最も大きい石の城)、
・クレイグネーサン城(Craignethan Castle)(16世紀)、
・ダンバートン城(Dumbarton Castle)(グラスゴー(Glasgow)の北西、Fifth of Clyde海に面す。スコットランド女王メアリーがフランスに向かった城)、
・ニューアーク城(Newark Castle)(15世紀:ジュージ・マックスウェルが創建)

アーガイル、ビュート&アラン地域(Argyll,ButeArran)(スコットランド西部)・・
・ダンスタッフネイジ城(Dunstaffnage Castle and Chapel)(13世紀:壮大なカーテンウォールを有し岩の上に聳える)

ハイランズ&ウェスタン・アイルス地域(Highlands & Western Isles)(スコットランド北部)・・
・フォートジョージ(Fort George)(砲撃用砦としてはヨーロッパで屈指)

テイサイド地域(tayside)(スコットランド中東部)・・
・ウルハルト城(Urguhart Castle)(スコットランドで最も大きい城)、
・ハンティングタワー(Huntingtower Castle)(絵の描かれた美しい天井)、
・ロックレーベン城(Lockleven Castle)(14世紀、女王メアリーが1568年5月の劇的な脱出まで約1年間、囚われの身となった。)

グランピアン地域(Grampian)(スコットランド北東部)・・
・バルヴェーニ城(Balvenie Castle)(13世紀、カーテンウォールに囲まれた見事な城)、
・コーガーフ城(Corgarff Castle)(16世紀)、
・ハントリー城(Huntly Castle)(16-17世紀ゴートン家の城)、
・キルドラミー城(Kildrummy Castle)(13世紀:スコットランドでもっとも完全な姿をとどめる)、
・キナードヘッド城(Kinnaird Head Castle)、
・スパイニー城(Spynie Palace)(14世紀からモーレー司教の邸宅)、
・トルクホン城(Tolquhon Castle)

オークニー地域(Orkney)(スコットランド北端の島)・・
・司教と伯爵の宮殿(BishopS and Earl's Palaces)



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